2020年2月よりスタートした本コンテストは、
新しく起業を目指す方、
また既に起業していて
新しいアイデアで事業を拡大しようとしている方を
対象に募集しました。
高校生からシニア層、主婦の方まで
全国各地からたくさんの応募がありました。
コロナ禍の影響で最終プレゼン会がオンラインでの開催となりましたが、
発表者の熱い想いが伝わる
素晴らしいプレゼン会となりました。
また、関係者のご協力のもとコンテストを
無事に終えられたことをご報告いたします。
起業に必要なさまざまなことを、起業経験者が無料でサポートさせていただきます。
賞金とは別に、審査企業のベンチャーキャピタルから、出資を受けることも可能です。
審査員は全員起業を経験し、今でも様々な業界で活躍されている方たちなので、より詳しく適切なアドバイスが可能です。
Venture Bank主催「第2回Venture Bankビジネスプランコンテスト」の最終審査会がZoomオンラインにて開催されました。
当初は東京にて開催予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、オンラインでの開催となりました。
一時、見通しもつかず参加者の皆様にはご心配をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。また、開催方法変更につきましてご理解いただき無事開催することができました。ここにお礼申し上げます。
二次審査を通過した29組のファイナリストによる、白熱したピッチが繰り広げられました。
本コンテストでは、新しく起業を目指す方、また既に起業していて新しいアイデアで事業を拡大しようとしている方を対象に募集し「独自性」「市場優位性」「成長性」「実現性」の観点から審査が行われました。
総額400万円の賞金をかけ、また起業家である審査員のアドバイスを求め、意欲ある高校生からシニア層まで全国各地よりたくさんご応募いただきました。応募総数は362組と前回の応募数を超え、見事29組が厳しい二次審査を通過されました。
最終プレゼン会に残ったビジネスプランはどれも目を見張るものばかりで、審査員からプレゼン者へ多くの質問が上がっていました。
学生から主婦の方まで、独特の雰囲気の中で緊張の色を隠せない様子でしたが、「事業を実現化したい」という想いが強く感じられました。
また、今回初めて設置した「Venture Bank賞」は、6組が受賞し、審査員全員の札が上がるなど、大いに盛り上がりを見せました。受賞者の中には涙を流す参加者もおり、このコンテストにかけた熱が伝わってきました。
最終審査の結果、「最優秀賞&Venture Bank賞」のW受賞1組、「Venture Bank賞&入賞」のW受賞5組、「入賞」5組の計11組の受賞者が選ばれました。
審査員からは、「有能でポテンシャルの高い参加者が多く、次回の開催にも期待が高まる」と、早くも第3回ビジネスプランコンテストに期待の声が上がっています。
学生間マッチング×スポンサー企業マッチング
融合型プラットフォーム
小森谷 周大 さん
上原 直人 さん
太田 雅啓 さん
救急救命士向け学習・研究オープン
プラットフォーム
中村 秀明 さん
「場所を共有する」という
新しい形のSNS
伊藤 翔永 さん
エコで便利!
火山灰からつくる除湿剤の紙
中村 愛梨 さん
Aeromonitor
~空気から人々の健康を~
島宗 知生 さん
最後のお見送り:
死後事務代行サービスにより、
終末の尊厳と安心を支えます
田畑 尊靖 さん
SNS型投資サービス
髙橋 謙一 さん
公共交通機関を利用した
個人間荷物配送マッチング
髙橋 謙一 さん
静脈認証データバンク
~攻めの個人情報管理~
高田 憲幸 さん
アップサイクルマッチングサイト
「ステナイス」
大迫 拓海 さん
災害時用段ボールドーム
(屋外・屋内に適用)
藤井 進 さん
最優秀賞 & Venture Bank 賞
小森谷 周大 さん 上原 直人 さん
太田 雅啓 さん
当初は漠然とした小さなものであった私たちのアイデアが、本コンテストを通じてより具体的なものとなり、実現への道が明確に見えてきました。Venture Bank賞と最優秀賞のダブル受賞の連絡が届いた際は、3人で大喜びしました!このような機会を提供していただき、本当にありがとうございました。ここで得た貴重な経験や審査員の方々から頂いた様々なご指摘やアドバイスを糧に、プラン実現のために全力で頑張ります。
Venture Bank賞 & 入賞
中村 秀明 さん
この度は、Venture Bank賞と入賞のW受賞を頂き大変光栄に思います。本日の成果は過去の努力の結果であり、未来はこれからの努力で決まります。今後は、サービスの仮説検証を重ね1日でも早く救急救命士にPECPETを届けられるように頑張ります。今回の経験を生かして更なる事業拡大を進めていきたいと思います。
Venture Bank賞 & 入賞
伊藤 翔永 さん
19歳の私に何が出来るのか考えたところ、新たなプラットフォームを形成し、人や地域の為に貢献する事だと気付き、無我夢中で取り組みました。そして、この様な賞を受賞した事を誇りに思っています。審査員の皆様ありがとうございました。名に恥じぬよう精進し続け事業を現実化します。
Venture Bank賞 & 入賞
中村 愛梨 さん
私が賞を頂くことができるなんて想像もしていなかったので、受賞した時はとても驚きました。私は、高校での課題研究を、何か本当に地元や環境に役立てたいと思い、応募しました。資料作りなど、これから社会に出る中で必要になる能力を測る審査内容だったので、自分にとっても大きく成長できた場だったと思います。
Venture Bank賞 & 入賞
島宗 知生 さん
今回、Venture Bank賞と入賞という2つの賞をいただきました。空の情報革命を実現するというコンセプトの下のアイデアで審査員の皆様に評価いただいたこと光栄に思います。最終的なビジョンは壮大で何十年もかかるものですが、目の前の事から着実に行い、空の情報革命を実現していきたいと思います。
Venture Bank賞 & 入賞
田畑 尊靖 さん
私は、自身の研究テーマがビジネスの世界でどのように評価されるのかを知りたくて応募しました。一流の起業家やベンチャーキャピタリストの方々に審査していただいた結果、高い評価と前向きなアドバイスを頂戴し、起業に向けて自信を持つことができました。感謝しております。
株式会社バズグラフ
監査役曽我 直人
今回が第二回目のビジネスプランコンテストという事であったが、前回を遥かに超える応募数と内容のレベルの高さに驚いている。特に技術的アプローチを含む起業構想には技術畑出身の者でさえ舌を巻くばかりである。かつて私が師と仰ぐ大前研一氏は、今までの企業は上から言われた命令に従う優秀な社員ばかりを育ててきたが、これからはたった一人の人材がゼロベースで考え、国や企業を変えて行くだろう!と仰っていた。今回も真に目の前の起業家達のアンビジョンを語る姿が、若き日の鬼気迫る松下幸之助氏や盛田昭夫氏に見えたのは私だけだろうか?
一般社団法人AI-Lab
Founder坂元 康宏
昔から「段取り8分、仕事2分」と言いますが、今回のビジネスプランコンテストはまさにこの言葉通りの結果になったと思います。上位入賞者は資料の作成から、プレゼンテーションの方法、時間配分、質疑応答に至るまでかなり入念な準備を行い、臨んだものと推測されます。まだアイデア段階ではあるものの、審査員をうならせる完成度の高いものもいくつかありました。また、若者の勢いが目立ったコンテストでもあり、上位入賞者の大半が10代、20代だったのも特徴的でした。日本の若者も捨てたものではない。そのことを改めて痛感した貴重な機会でした。
Alesco Ventures OÜ
CEO小林 リヒャルド ワルター
今回もレベルの高い応募が多数集まり、最終プレゼンテーションではVenture Bank賞が6つも出て大成功のイベントでした。特に目立ったのが若い世代の応募者の優秀さと熱意でした。VC業界ではIdea VS Execution、どちらが大切かという永遠のテーマのような議論があります。アイデアが的外れなものであれば当然いくら努力をつぎ込んでも大したものには育たない。しかし仮にアイデアが素晴らしくても実行する力が足りなかったり、遂行する方法が間違っていれば何にもならない。今回の受賞者は共通点として全員が短いプレゼンテーション時間の中でも「この人ならアイデアを形に出来そうだ」と思わせてくれるような人達だったと思います。次回のイベントを今から楽しみにしています。
一般社団法人ベンチャーバンク
代表理事成瀬 美希
コロナ禍において、第2回ビジネスプランコンテストのスケジュールを延期、Zoom開催という形になりましたが、多くの素晴らしいプレゼンを聞くことができ、とても印象深いコンテストになりました。今回感じたのは、若い世代のパワーでした。参加者のアイディアはどれも素晴らしいものでしたが、若い世代のアイディア、資料完成度、可能性を感じさせるプレゼン力、純粋な思いには非常に感銘を受けました。未来を担う若い世代からの新しいアイディアを、全力でサポートしていきたいと思わせてくれました。
今後もコンテストを多く開催し、たくさんのアイディアと出会い、スタートアップ業界に更なる賑わいをもたらせればと思っています。