第1回ビジネスプランコンテスト2019 結果発表 第1回ビジネスプランコンテスト2019 結果発表

賞金総額:300万円 副賞:レンタルオフィス無料利用権(1年) 応募総数284名 賞金総額:300万円 副賞:レンタルオフィス無料利用権(1年) 応募総数284名

たくさんのご応募、
ありがとうございました。

2019年7月よりスタートした本コンテストは、新しく起業を目指す方、また既に起業をしていて新しいアイデアで事業を拡大しようとしている方を募集しました。高校生からシニア層まで、全国各地から応募がありました。

business plan contest 2019

コンテストの特徴

「新規性」「独創性」「市場優位性」を満たすアイデアで、新しく企業を目指している方、またはすでに起業し、新しいアイデアで事業拡大を検討中の方を募集しました。

  1. レンタルオフィスの無料利用券(1年)プレゼント!
  2. 出資を受けることも可能!
  3. 審査員は全員起業の経験者!

284の応募の中から
見事29が二次審査を通過!

10/26(土)~27(日)に東京、11/1(金)に福岡でプレゼン会(最終審査)が行われました。

審査中の写真 記念すべき第一回目となる、ベンチャーバンク主催「ビジネスプランコンテスト2019」の最終審査会が先日、東京・福岡にて開催されました。二次審査を通過した(29名の)応募者による、白熱したピッチが繰り広げられました。 本コンテストでは、新しく起業を目指す方、また既に起業をしていて新しいアイデアで事業を拡大しようとしている方を募集し「新規性」「独創性」「市場優位性」の観点から審査が行われました。

総額300万円の賞金と無料オフィス利用権をかけ、起業家のアドバイスを求め意欲ある、高校生からシニア層まで全国各地よりたくさんの応募をいただきました。応募総数は280通を超え、見事29名が厳しい二次審査を通過! 最終審査会に残ったビジネスプランはどれも目を見張るものばかりで、審査員たちも質問やアドバイスに熱が入りすぎ、持ち時間を超えてしまうピッチも多数ありました。

審査中の写真 一度に多くの投資家・起業家が集まった会場でのプレゼンテーションに、初めての経験で緊張の色を隠せない参加者の方たちもいらっしゃいましたが、「直接投資家からのアドバイスをもらえて良かった」「自分の事業に足りないものに気付けた」等、今後の事業展開に向けて良い影響を受けた様子で、プレゼンテーションを終えた後の達成感に満ちた良い表情が印象的でした。

最終審査会後の受賞者選考では審査員間での協議が長時間に渡り繰り広げられ、最優秀賞1名、優秀賞5名、入賞11名の計17名の受賞者が選ばれました。 今回選考を行った投資家・起業家からは、「実際のビジネスとしては、まだまだ詰めていく部分は大いにあるが、世の中の課題に対して真剣に向き合うアイデアや、起業に対する熱意を持った人が多い。次回以降の応募者にも自然と期待が高まる」と、早くも第2回のビジネスコンテストに期待の声が上がりました。

審査中の写真
審査中の写真

応募者の声

女性のアイコン

事業拡大するにあたって、技術導入や、人材確保などの観点で頂いた意見も、自分たちがやろうとしていることを加速できるような意見ばかりで、大変参考になった。

自分の言いたいことを真剣に聴いてもらえる環境、また単純な指摘やコメント等では無く、自分にとって発展性のある気付きをもらえる場所に参加させてもらえたことはよかった。参加目的としてフィードバックをもらい構想を膨らませたいという部分があったので、その目的を大きく達成することができた。

男性のアイコン1
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こういったビジコンに参加すること自体が初めてだったので、自分のアイデアを審査員の方に見てもらうことに非常に緊張したが、これからビジネスを進めていくうえで、これまで自分の中には無かった視点で意見をもらえたことで、自分のプランに何が足りないのかが見えたのでプランを次のステージに進めることが出来そうです。

おめでとうございます! 厳選なる審査の結果、
17の方が受賞しました!

結果発表

金の冠

最優秀賞 1

150万円
+
東京、福岡の
シェアオフィス利用権(1年)

職業体験プラットフォーム
「Virtual Company」プロジェクト
後藤 誠さん

銀の冠

優秀賞 5

30万円
+
東京、福岡の
シェアオフィス利用権(1年)

Dorayaki Design Cafe
miuka design studio
三浦 和俊さん

「FREEMOM」に関する事業方針と計画について
川島 我生斗さん

音楽著作権の転売市場曲のリサイクルオークション
島田 鉄也さん

子育て世帯の関係性マッチング
田上 純子さん

New Business Proposal
個人セミナーの開催支援
中尾 定之さん

銅の冠

入賞 11

東京、福岡の
シェアオフィス利用権(1年)

外国語学習者と外国語話者をつなぐマッチングアプリの開発
河内 建さん

副業を通じた後継者マッチングサービス
株式会社Left hand
宇都宮 竜司さん

日本酒プラットフォームサービス
SAKE WITH
青野 祐也さん

読書を通じた学習の探化
Read to Go
株式会社イージフ
小笠原 佳幸さん

Sleepy Sheep
清川 英恵さん

先行技術調査支援事業
下井 功介さん

新しい家族のかたち
“シェアファミリー”
杉本 朋哉さん

ファッションを用いた
新しい広告媒体
宮本 陸さん

音楽付き名刺
Vegetable Record
三上 僚太さん

バーチャルリアリティを使用した
要介護者のエビデンス作成ツールの開発
株式会社Windy
中村 行延さん

ヘアカットを無料に!
「美容×広告」で巨大マーケット美容業界へ殴り込む
SEED
山田 謙一郎さん

受賞者の声

最優秀賞

職業体験プラットフォーム
「Virtual Company」プロジェクト

Game for IT 後藤 誠 さん

この度は、このような素晴らしい賞を頂き大変感謝しております。最優秀賞受賞の連絡を受けたときは飛び跳ねて喜びました。この受賞に恥じぬよう、これからも努力精進して参りたいと思います。

受賞者写真

優秀賞

Dorayaki Design Cafe
miuka design studio

三浦 和俊 さん

まずは「嬉しい」と「感謝」につきます。 「Dorayaki design Cafe」の企画が、起業の専門家の方々に、目をつけていただいた事に誇りを持ち、今後、起業に向けての準備を、進めていきます。

優秀賞

「FREEMOM」に関する事業方針と計画について

川島 我生斗 さん

この度はありがとうございます。最終選考のプレゼン会では多くの投資家の皆様から厳しくも温かいご意見を頂くことができ、非常に勉強になりました。頂いたご意見を基に社会課題の解決に向け、更なるブラッシュアップを行っていきたいと思っています。

優秀賞

音楽著作権の転売市場
曲のリサイクルオークション

島田 鉄也 さん

応募前は自分のプランに対して半信半疑な部分もありましたが、プレゼンをさせていただき、審査員の先生に「面白いのではないか」との意見もいただき、事業の実現に向けて大きな自信となりました。このような場を提供いただいた御社と審査員の皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。

優秀賞

子育て世帯の関係性マッチング

田上 純子 さん

実績のない個人での応募でしたが、“一番大事なのは「熱い情熱」”という言葉を信じて挑戦してみて本当に良かったです。 今はいただいた賞金で起業の準備をしています。審査員の皆様の想いを無駄にしないよう、自分にできることを一つ一つ積み重ね、日本の子育てを変えていきたいと思います。

優秀賞

manabee

New Business Proposal
個人セミナーの開催支援

中尾 定之 さん

この度は優秀賞を授与いただき非常に光栄です。受講者視点では、型にハマらない様々な授業がオンラインで受講できるように、 先生視点では、「オンライン授業の先生」という働き方が一般的となるように事業を展開して行きます。

審査講評

Asset Cube NZ Limited 代表村上 弘人

レベルの高い応募が多数ありとても驚きでした。皆様の案件は、私利私欲に偏ったものは少なく、何らかの社会貢献に繋げるという意思を持ったプロジェクトが多分にあり、我々投資家は「賛同したい」という意に駆られました。私は現在、海外在住かつ海外諸国への出張も多く、とかく「日本人、特に若者はぬるま湯に浸かっている」との声をよく耳にしますが、昔に比べれば、しっかり1人立ちしている方が増え、今回もイノベーティブなアイディアに感銘を受けました。

Alesco Ventures CEO小林・リヒャルド・ワルター

今回が第一回のビジネスコンテストでしたが、予想以上の応募数とクオリティに驚きました。日本はスタートアップ不毛の地と言われており、VC投資額も年々増加しているものの国際比較をしてみると、残念ながらその存在感はまだ非常に小さいと言わざるを得ません。しかし単にまだ実力を発揮していないだけだと思っています。日本政府は2024年までにスタートアップ企業を今の倍にしたいと言っています。ベンチャーバンク社のこのコンテストも今後恒例化し発展を遂げ、少しでも日本のスタートアップ生態系の底上げに繋がればと考えます。

一般社団法人 ベンチャーバンク 代表成瀬 美希

世界でスタートアップ界隈が今のような賑わいを見せ始めてから、かなりの年月が経っておりますが、日本ではまだまだ起業を志す人材の輩出が足りていないと考えており、そこを活性化させることこそが我々の最大のミッションであると思っております。
そういった意味では、幅広い年齢層から様々なアイデアの応募があったことは、我々にとっても大変喜ばしい限りでしたし、我々も身の引き締まる思いで拝聴させていただきました。
どのアイデアもスタートアップ界隈を賑わせてくれそうなものばかりで、今後の支援にも熱が入りそうです。